えて‐こう【猿公】
猿を擬人化した言い方。
えて‐して【得てして】
[副]ある事態になる傾向のあるさま。ややもすると。ともすると。とかく。えて。「頭のいい人は—策におぼれるものだ」
得手(えて)に帆(ほ)を揚(あ)・げる
得意なわざを発揮できる好機が到来し、調子に乗って事を行う。
えて‐は【得ては】
[副]《副詞「えて」+係助詞「は」から》ともすると、えてして。「どなたも御用心なさりませ、—心のおもやとらるる」〈松翁道話・三〉
えて‐もの【得手物】
1 「得手1」に同じ。「—の片足立ちや小田の雁」〈おらが春〉 2 「得手3」に同じ。「—にいい日だのうとぶらり来る」〈柳多留拾遺・一〇〉
エテン【ethene】
⇒エチレン
エテン‐とう【エテン島】
《Etten》ミクロネシア連邦、チューク諸島の島。日本統治時代は竹島とよばれ、昭和9年(1934)に山を崩して建設された全長1200メートルの飛行場跡がある。エッテン島。
えてんらく【越天楽/越殿楽】
雅楽。唐楽の小曲で、舞はない。平調(ひょうじょう)、早四拍子(はやよひょうし)のものが有名であるが、古くは盤渉(ばんしき)調で奏され、また黄鐘(おうしき)調のものもある。その旋律に歌詞をつけた...
えてんらくへんそうきょく【越天楽変奏曲】
宮城道雄の箏(そう)と管弦楽の協奏曲。1927年作曲。雅楽の越天楽を題材とする。近衛秀麿・直麿兄弟による交響曲編曲も知られる。