えに‐し【縁】
《「えに(縁)」+強意の副助詞「し」から》えん。ゆかり。多く男女間についていう。「われら二人、なんという薄い—であろう」〈藤村・春〉
エニシダ
《(スペイン)hiniestaから》マメ科の落葉小低木。枝は緑色で細く、しだれる。葉は3枚の小葉に分かれ、互生。初夏、黄色の蝶形花をつける。ヨーロッパの原産。花びらに赤色の入るものや白花の品種も...
エニス【Ennis】
アイルランド南西部、クレア州の都市。同州の州都。ファーガス川が市街を流れる。13世紀創建のエニス修道院に起源し、18世紀以降、商業と工業で栄えた。毎年5月にフレアヌーアという伝統音楽祭が開かれる。
エニスキレン【Enniskillen】
英国、北アイルランド南西部、ファーマナ州の町。同州の州都。町の中心部はアーン湖を二分した島に位置する。エニスキレン城があるほか、近郊のデベニシュ島には初期キリスト教時代の遺跡が残る。
エニスキレン‐じょう【エニスキレン城】
《Enniskillen Castle》英国、北アイルランド南西部、ファーマナ州の町エニスキレンにある城。15世紀に軍事的な要衝である同地の防備のため、マグワイア家により建造。現在は歴史博物館に...
エニスケリー【Enniskerry】
アイルランド東部、ウィックロー州の村。首都ダブリンの南約24キロメートル、ウィックロー山地の麓、グレンカレン川沿いに位置する。同国屈指の庭園をもつ邸宅パワーズコートがあり、観光客が数多く訪れる。
エニス‐しゅうどういん【エニス修道院】
《Ennis Friary》アイルランド南西部、クレア州の都市エニスにあるフランシスコ派の修道院跡。13世紀にオブライエン家により設立。15世紀から16世紀にかけ、地元の石灰岩を使って作られた。...
エニセイ‐がわ【エニセイ川】
《Yenisey/Енисей》ロシア連邦、サヤン山脈に源を発してシベリア中部を流れ、北極海エニセイ湾に注ぐ川。長さ4090キロ。木材などの輸送路、水力発電に利用。冬季は結氷。
エニセイスク【Eniseysk/Енисейск】
ロシア連邦中部、クラスノヤルスク地方の都市。エニセイ川とアンガラ川の合流点付近に位置し、河港を有す。17世紀にコサックが砦(とりで)を築いたことに起源し、東シベリアへの玄関口となり、交易の要地と...
え‐にち【慧日】
仏語。仏の智慧が煩悩や罪障を除くことを、太陽にたとえていう語。