おんなころしあぶらのじごく【女殺油地獄】
浄瑠璃。世話物。三段。近松門左衛門作。享保6年(1721)大坂竹本座初演。大坂天満の油屋河内屋の次男与兵衛が放蕩(ほうとう)のあげく、同業の豊島屋の女房お吉を殺して金を奪い、捕らえられる。油地...
おんな‐こうぶり【女冠】
宮中の女房が位階を与えられること。→男冠(おとここうぶり)
おんぎ‐せつ【音義説】
国語の各音、また五十音図の各行の音に固有の意義を認めて語義を説き、語源解釈をしようとする説。平田篤胤(ひらたあつたね)などにより、主に江戸時代に唱えられた。
オルホン‐たき【オルホン滝】
《Orhony khürhree/Орхоны хүрхрээ》モンゴル中央部、オルホン川上流、オルホン渓谷にある同国最大の滝。落差約25メートル。約2万年前の火山活動による溶岩台地が浸食されて...
カーケンドール‐こうか【カーケンドール効果】
二つの異なる種類の金属を密着させて加熱すると、その境界面が移動する現象。結晶内の空格子点が熱運動で移動し、それを介して金属原子が拡散すると考えられている。1947年に米国の化学者カーケンドールが発見。
オランダりょう‐アンティル【オランダ領アンティル】
《Nederlandse Antillen》カリブ海の小アンティル諸島にあったオランダの自治領。ベネズエラ北西沖にあるキュラソー島・アルバ島・ボネール島、およびプエルトリコの東に位置するシントマ...
オラニエスタッド【Oranjestad】
《「オランヘスタード」「オランニェスタト」とも》 カリブ海南部、ベネズエラ沖にあるオランダ自治領アルバの首都。アルバ島西岸に位置する。自由貿易港とカジノがあり、観光業が盛ん。コロニアル様式の色...
オリストストローム【olistostrome】
さまざまな大きさの小岩体や礫(れき)が泥質基質に含まれた地質体。海底の未固結な堆積層が大規模な地滑りを起こすことで生じたと考えられる。
おりがみ‐どうぐ【折(り)紙道具】
1 鑑定書や価格の証明などの書き付けが添えられている貴重な道具。 2 保証つきのもの。最上のもの。「神崎が芸を—と言へり」〈浮・元禄大平記・八〉
オリノコ‐がわ【オリノコ川】
《Orinoco》ベネズエラ中央を東流する川。ギアナ高地のブラジル国境付近に源を発し、下流で大デルタを形成して大西洋に注ぐ。長さ2500キロ。