ちえ‐ねつ【知恵熱】
1 乳児にみられる原因のわからない発熱。昔は知能の発達と関係があると考えられていた。 2 俗に、頭を使いすぎたときに起こる熱。 [補説]文化庁が発表した平成28年度「国語に関する世論調査」では、...
ちから‐ぶそく【力不足】
[名・形動]与えられた役目を果たすだけの力量がないこと。「落選は私の—によるものだ」→役不足2
ちから‐みず【力水】
相撲で、土俵の傍らに桶に入れて備えられ、力士が取組の前に口をすすいだりする水。化粧水。清めの水。「—をつける」
ち‐ぎょう【知行】
[名](スル) 1 職務を執行すること。 2 平安・鎌倉時代、与えられた知行国の国務を執り行うこと。 3 中世・近世、領地や財産を直接支配すること。 4 近世、幕府や藩が家臣に俸禄として土地を支...
ちぎょう‐でら【知行寺】
幕府から寺領として知行所を与えられている寺。門跡寺院や各宗本山など。
ち‐こうしゃ【地向斜】
長期にわたって沈降を続け、著しく厚い地層が堆積している細長い地域。その後、造山帯となると考えられた。
ち‐だい【血鯛】
タイ科の海水魚。全長約35センチ。体形・体色ともマダイによく似るが、頭部の傾斜が急で、尾びれ末端が黒くなく、えらぶた後縁が濃赤色。秋に産卵する。北海道南部から南に分布。美味。はなだい。
ちちぶ‐こせいそう【秩父古生層】
秩父山地をはじめ日本各地に広く分布する古い地層。古生代石炭紀・ペルム紀の地層と考えられていたが、現在はその主要部が中生代三畳紀のものと判明。
チチュルブ‐クレーター【Chicxulub crater】
メキシコ、ユカタン半島にある巨大クレーター。白亜紀末の6550万年前に、直径10〜15キロメートルの小惑星が秒速20キロメートルで衝突した跡とされる。チクシュルーブクレーター。 [補説]衝突によ...
ちちよ‐ちちよ
[副]ミノムシの鳴き声。平安時代、ミノムシは鳴くと考えられていた。「八月ばかりになれば、—とはかなげに鳴く」〈枕・四三〉