えん‐かん【円環】
まるい輪。また、まるく連なっている形。
えん‐かん【捐官】
中国の制度で、政府に金や米を納めて官職を買ったこと。また、その官職。財政を補うために漢代に始められた。捐納(えんのう)。
えん‐かん【捐館】
《館を捐(す)てて世を去る意》高貴な人の死去をいう語。〈下学集〉
えん‐かん【煙管/烟管】
1 喫煙具の一。キセル。 2 煙管ボイラーで用いる、高温の燃焼ガスを通す管。 3 煙突。
えん‐かん【遠感】
テレパシー。
えん‐かん【鉛管】
鉛で作った管。耐酸性が大きく容易に屈曲できるので、ガス・酸性液体・汚水用管などとして用いられる。
えん‐かん【塩乾】
魚などを塩漬けにしたのち乾燥させること。
えん‐かん【閹官】
「宦官(かんがん)」に同じ。
えん‐かん【塩干】
魚介類を塩に漬けてから干したもの。また、塩辛や干物など、魚介類を塩漬けにしたり干したりしたものの総称。「—品」「—物」
えんかん【炎環】
永井路子の歴史小説。鎌倉幕府の成立を描く。昭和39年(1964)刊行。同年、第52回直木賞受賞。昭和54年(1979)の大河ドラマ「草燃える」の原作の一つとなった。