えんか‐の‐しょく【煙火の食】
火で煮たり焼いたりした食物。熟食。
えんかのむし【演歌の虫】
山口洋子の短編小説。演歌に情熱を燃やす音楽ディレクターの姿を描く。同作を表題作とする短編小説集は昭和60年(1985)刊。同年、作品は「老梅」とあわせ第93回直木賞受賞。
えんかはっきん‐さん【塩化白金酸】
白金を王水に溶かして得られる赤褐色の結晶。水によく溶け、強酸性。このアンモニウム塩を熱すると白金海綿が得られる。化学式H2PtCl6 ヘキサクロロ白金酸。
えんか‐バリウム【塩化バリウム】
重晶石・木炭・塩化カルシウムの混合物を赤熱して作る、白色の結晶。水によく溶ける。媒染剤・皮なめし・分析用試薬に使用。化学式BaCl2
えんか‐ビニリデン【塩化ビニリデン】
塩化ビニルに塩素を付加して得られるトリクロロエタンを、水酸化ナトリウムなどを用いた脱塩化水素反応によって作る無色の液体。熱・光・触媒などによって重合し、塩化ビニリデン樹脂となる。塩化ビニルやアク...
えんか‐ビニル【塩化ビニル】
アセチレンと塩化水素、またはエチレンと塩素から合成される、常温で無色の気体。塩化ビニル樹脂の原料。クロロエチレン。化学式CH2=CHCl
えんかビニル‐かん【塩化ビニル管】
硬質の塩化ビニル樹脂でできた配管材料。腐食に強く、さびが生じないため、通気、給排水用の管をして広く用いられる。塩ビ管。塩ビパイプ。
えんかビニル‐じゅし【塩化ビニル樹脂】
塩化ビニルを重合させた合成樹脂の総称。硬質のものはパイプ・板などに、軟質のものは塗料・電線被覆・フィルム・レザーなどに使用。
えんかビニル‐モノマー【塩化ビニルモノマー】
塩化ビニルのこと。ポリマー(重合体)であるポリ塩化ビニルや塩化ビニル樹脂に対し、モノマー(単量体)であることからの名。塩ビモノマー。
えんか‐ピクリン【塩化ピクリン】
⇒クロルピクリン