いとこ‐に【従兄弟煮】
小豆・牛蒡(ごぼう)・芋・カボチャなどを、堅いものから順に入れ、醤油か味噌で味をつけた煮物。おいおい(甥々)めいめい(姪々)に煮るという洒落(しゃれ)から、また、野菜ばかりを煮るところからの名という。
よ‐や
[連語]《間投助詞「よ」と「や」の重なったもの》感動・詠嘆の気持ちをこめて聞き手に働きかける語。「阿弥陀仏—、おいおい」〈今昔・一九・一四〉
掌(たなごころ)に◦する
手に握る。思いのままに支配する。「おいおい当城を—◦し」〈逍遥・桐一葉〉
やよ‐や
[感]《感動詞「やよ」+詠嘆の助詞「や」から》呼びかけるときに発する語。おいおい。「—待て山ほととぎす言伝てむ我世の中にすみわびぬとよ」〈古今・夏〉
やれ‐やれ
[感]《「やれ」を重ねていう語》 1 困難や不安が解決したとき、大きな感動を覚えたときなどに発する語。「—、これで安心」「—、たいへんな人もいたものだ」 2 予期しない困難に出あったとき、疲労・...
そら‐へんじ【空返事】
[名](スル)気のない、口先だけの返事をすること。なまへんじ。からへんじ。「其時限りおいおいと—して」〈一葉・にごりえ〉