おうりゅう‐ざん【黄竜山】
中国江西省南昌府修水西方にある寺。唐代に誨機(かいき)が開き、宋代に黄竜慧南(えなん)が禅法を説き、黄竜派を起こした。
おうりゅう‐しゅう【黄竜宗】
中国禅の七宗の一。臨済禅の一派で、宋の黄竜慧南(えなん)を開祖とするが、200年ほどで絶えた。鎌倉時代に栄西がこの系統を伝えた。黄竜派。
おうりゅう‐は【黄竜派】
⇒黄竜宗
おう‐りょう【押領】
[名](スル) 1 他人の物、所領などを力ずくで奪い取ること。「義親の出雲に叛き、為朝の九州を—し」〈田口・日本開化小史〉 2 兵を監督・統率すること。「—せしめて、速やかに相救援せよ」〈続紀・淳仁〉
おう‐りょう【横領】
[名](スル)他人または公共の物を不法に自分の物とすること。「公金を—する」
おうりょう‐き【応量器】
《(梵)pātraの訳》仏道修行者の食器。材料・色や量が規定にかなうところからの名。現在は、僧が托鉢(たくはつ)のときに持つ鉄製の鉢。応器。
おうりょう‐ざい【横領罪】
他人から預かっている物などを、勝手に自分の物としたり売却・処分したりする罪。自分の物であっても、税務署などに差し押さえられつつ、当面の保管・使用を認められた物を処分した場合はこの罪にあたる。刑法...
おうりょう‐し【押領使】
平安時代、兵を率いて反乱などの鎮定にあたった令外(りょうげ)の官。
おう‐りょく【応力】
物体が外力を受けたとき、それに応じて内部に現れる抵抗力。物体内部に任意の単位面積を考え、その両側が互いに及ぼし合う力の大きさと方向で表す。内力。歪力(わいりょく)。
おうりょっ‐こう【鴨緑江】
朝鮮民主主義人民共和国と中国との国境を西流する川。白頭山に源を発し、黄海に注ぐ。長さ790キロ。アムノック川。ヤールー川。