おお‐ごうし【大格子】
1 太い角材で組んだ格子。また、間を大きくあけて組んだ格子。⇔小格子。 2 江戸吉原で、最も格式の高い遊女屋。大籬(おおまがき)。総籬(そうまがき)。⇔小格子。 3 粗い格子縞。⇔小格子。
おお‐ごえ【大声】
大きな声。⇔小声。
おお‐ごし【大腰】
1 柔道・相撲の技の一。相手のからだ全体を、自分の腰の上にのせるようにしてひねって投げる。 2 女房装束で、裳(も)の上端、後ろ腰に当てる部分。
おお‐ごしょ【大御所】
1 すでに引退して表面に出ないが、その世界で大きな勢力をもっている人。また、その道の大家として大きな勢力をもつ人。「政界の—」 2 親王の隠居所。また、隠居した親王の尊称。 3 将軍の隠居所。ま...
おお‐ごしょう【大小姓】
小姓で、年配の者。使者役や主君への取り次ぎなどをした。元服した小姓。⇔小小姓(こごしょう)。
おおごしょ‐じだい【大御所時代】
《徳川11代将軍家斉(いえなり)が職を退いたのちも大御所として実権を握っていたところから》寛政の改革から天保の改革に及ぶ時代。
おお‐ごと【大事】
重大な出来事。大きな影響を与える事件。「—にならずに済む」「そりゃ—だ」
おお‐ごま【大駒】
将棋で、飛車と角行のこと。→小駒
おお‐ごまだら【大胡麻斑蝶】
マダラチョウ科のチョウ。日本産マダラチョウでは最大。翅(はね)は白地に黒い斑があり、幅が広く、ゆるやかに飛ぶ。沖縄県で普通にみられる。幼虫の食草はホウライカガミ。