おお‐だち【大太刀】
《古くは「おおたち」》 1 大きな太刀。 2 南北朝ごろから用いられた長い太刀。背負ったり従者に担がせたりして携行した。
おおだて【大館】
秋田県北東部の市。大館盆地を占める。秋田杉の産地で、製材・木工業が発達。花岡などの鉱山があった。平成17年(2005)6月、比内(ひない)町・田代町と合併。人口7.9万(2010)。
おおだて‐し【大館市】
⇒大館
おおだてのしろ‐くうこう【大館能代空港】
秋田県北秋田市にある空港。地方管理空港の一。平成10年(1998)開港。愛称、あきた北空港。
おおだて‐ぼんち【大館盆地】
秋田県北東部、米代(よねしろ)川の上流にある盆地。面積230平方キロメートル。中央部の沖積低地では米作が盛んで、周辺の山地は秋田杉の美林で知られる。中心都市は大館市。
おお‐だてもの【大立(て)者】
1 芝居の一座で最も実力のある俳優。 2 ある社会で最も重んじられている人。「財界の—」
おお‐だな【大店】
規模の大きな商店。大商店。
おお‐だま【大玉】
《「おおたま」とも》 1 大きい玉。 2 打ち上げ花火で、火薬・発色剤などを調合して丸めた大きな玉。 3 大型の弾丸。「鉄鉋むしゃ、或いは—二つ玉、火ぶたを切ってはなしければ」〈洒・淫女皮肉論〉
おお‐だら【大だら】
《「大だんびら」の略》幅の広い太刀。「—腰にぼっこむところを」〈浄・浪花鑑〉
おお‐だんな【大檀那/大旦那】
1 勢力のある檀家。また、布施をたくさん出す檀家。だいだんな。 2 (大旦那)雇い人などが主人の父親を呼ぶ敬称。親だんな。