おおみ‐き【大御酒】
神や天皇などに奉る酒。「親王(みこ)にむまの頭(かみ)、—まゐる」〈伊勢・八二〉
おお‐みぎり【大砌】
寝殿の軒下の、雨垂れを受ける石畳。「—の石を伝ひて」〈徒然・六六〉
おおみ‐くらい【大御位】
天皇の位。皇位。天位。天祚(てんそ)。
おおみ‐け【大御食】
天皇の食べる食物。おおみあえ。「—に仕へ奉(まつ)るとをちこちにいざり釣りけり」〈万・四三六〇〉
おおみ‐こころ【大御心】
天皇の心。叡慮(えいりょ)。
おおみ‐こと【大御言】
天皇の言葉。勅旨。みことのり。「家の子と選(えら)ひたまひて—戴き持ちて」〈万・八九四〉
おお‐みこともち【大宰】
《「みこともち」は勅旨を受けて任地を治める官》大宰府(だざいふ)の官吏。
おおみこともち‐の‐かみ【大宰帥】
「だざいのそち(大宰帥)」に同じ。
おおみこともち‐の‐つかさ【大宰府】
「だざいふ(大宰府)」に同じ。
おうみ‐しま【青海島】
山口県長門市の日本海に浮かぶ島。仙崎(せんざき)と青海大橋によって結ばれる。面積約15平方キロメートル。北岸は海食による景観を呈し、東部に鯨墓がある。