おおみ‐かみ【大御神】
神の敬称。おおかみ。「諸(もろもろ)の—たち、舟舳(ふなのへ)に導きまをし」〈万・八九四〉
おか‐さま
《「おかたさま」または「おかかさま」の略という》近世、上方で、他人の妻の敬称。おかみさま。「あんな—持ちながら、あったら御身を墨染に」〈浄・用明天王〉
お‐かみ【御上】
1 天皇の敬称。 2 朝廷・幕府や政府など、時の政治を執り行う機関。また、為政者。 3 (「女将」とも書く)旅館・料理屋・居酒屋などの女主人。じょしょう。「大(おお)—」「若—」 [補説]大きな...
おか‐め【傍目/岡目】
わきから見ていること。第三者の立場で見ること。おかみ。
お‐がみ【尾髪】
《「おかみ」とも》馬の尾とたてがみ。また、特に尾。「やがて—をきり、かなやきして、次の夜六波羅へつかはし」〈平家・四〉
鬼(おに)に衣(ころも)
1 表面は慈悲深そうなようすをしていても、内心は鬼のように恐ろしいこと。狼(おおかみ)に衣(ころも)。 2 《鬼は本来裸で衣服を必要としないところから》不必要なこと。また、ふつりあいなこと。
オーロラのしたで【オーロラの下で】
戸川幸夫による児童文学作品。北の大地を舞台に、オオカミ犬バルトーの活躍を描いた動物小説。昭和50年(1975)刊行。平成2年(1990)には、日ソ合作による映画化作品が公開された。
かか‐の‐くけど【加賀の潜戸】
島根県北部、島根半島北部の潜戸鼻先端にある海食洞窟。断崖絶壁の岩肌につくられた洞穴で、洞内にある鍾乳石の天神・御乳石は国の名勝・天然記念物に指定されている。出雲(いずも)の神佐太大神(さだのおお...
かみきり‐もどき【擬天牛】
甲虫目カミキリモドキ科の昆虫の総称。カミキリムシに似るが小・中形で、前翅(まえばね)が柔らかい。花に集まるものが多く、夜間、灯火にもよく集まる。アオカミキリモドキなど。
かみ‐さま【上様】
1 身分の高い人の妻を敬っていう語。奥方。「御館(みたち)も—も」〈義経記・八〉 2 近世、商家や一般の人の妻を敬っていう語。おかみさん。「与太郎どのの—は」〈滑・膝栗毛・初〉 3 近世、上方で...