おき‐つ‐みかみ【沖つ御神】
沖を支配する神。また、沖または沖の島を神格視していった語。「珠洲(すず)の海人(あま)の—にい渡りて」〈万・四一〇一〉
おきつも‐の【沖つ藻の】
[枕]沖の藻が波になびくところから「靡(なび)く」にかかる。「—なびきし妹(いも)は」〈万・二〇七〉
お‐きづかい【御気遣い】
「気遣い1」の尊敬語。
お‐きづき【御気付き】
相手が気付くことを敬っていう語。「—の点はお申しつけください」
おき‐づけ【沖漬(け)】
小ダイ・小アジなどを背開きにし、酒・酢・塩をまぜた中に漬けたもの。
おき‐づつ【置(き)筒】
竹製の花器で、釘穴がなく、据え置いて用いる筒形のもの。上に節のあるものと、節がなくて吹き抜きになっているものとがある。
おき‐づり【沖釣(り)】
沖に出て釣りをすること。→磯(いそ)釣り →陸(おか)釣り
おきて【掟】
《動詞「おき(掟)つ」の連用形から》 1 守るべきものとしてすでに定められている事柄。その社会の定め。決まり。また、法律。法度(はっと)。「家の—」「—に背く」 2 かねてからの心づもり。計画。...
おき‐てがみ【置(き)手紙】
[名](スル)用件を書いてその場に残しておくこと。また、その手紙。書き置き。「—して出掛ける」
おき‐てぬぐい【置(き)手拭い】
手ぬぐいを畳んで、頭や肩にのせること。また、その手ぬぐい。