しお‐たいおう【塩対応】
俗に、思いやりを感じない対応。すげない態度で応じること。→神対応
し‐がき【鹿垣】
1 「鹿木(しかぎ)」に同じ。「行くへも遠き山陰の、—の道の険(さが)しきに」〈謡・紅葉狩〉 2 狩りをするとき、獲物が逃げないように人々が並び立って垣をつくること。〈日葡〉
こう‐こつ【硬骨】
[名]脊椎動物の硬骨魚類以上にみられる骨格を形成している組織。普通の骨(ほね)。炭酸カルシウム・燐酸(りんさん)カルシウムを大量に含み、硬い。⇔軟骨。 [名・形動](「鯁骨」とも書く)意志が...
きょう‐けん【狂狷】
《「論語」子路から》いちずに理想に走り、自分の意思をまげないこと。
せい‐せつ【清節】
志を清く守って曲げないこと。けがれのない節操。「—を貫く」
己(おのれ)を枉(ま)・げる
《「孟子」万章上から》自分の信念をまげる。節(せつ)をまげる。「—・げないで生きる」
えぼし‐かけ【烏帽子掛(け)/烏帽子懸(け)】
1 烏帽子が脱げないように、後部の風口(かざくち)につけて後頭部で結んだり、頂上からかけてあごの下で結んだりする紐(ひも)。武士の折烏帽子では組緒を用い、頂頭(ちょうず)掛けという。 2 烏帽子...
えん・ずる【怨ずる】
[動サ変][文]ゑん・ず[サ変]うらみ言をいう。うらむ。「すげない恋人を—・ずる」
うわ‐め【上目】
1 顔を上げないで、目だけで上のほうを見ること。また、その目つき。「—をつかう」⇔下目。 2 秤竿(はかりざお)の上面にしるした星。また、その星を目盛りにしてはかること。少量をはかるのに用いる。...
おり【檻】
《「居(お)り」からという》猛獣や罪人が逃げないように入れておく、鉄格子などを使った頑丈な囲い、または室。 [補説]書名別項。→檻