おざき‐ほつみ【尾崎秀実】
[1901〜1944]評論家。東京の生まれ。中国問題に詳しく、日本の中国侵略に反対していたが、ゾルゲ事件に連座し、検挙されて刑死。著「現代支那論」、獄中書簡集「愛情はふる星のごとく」など。
おざき‐まさよし【尾崎雅嘉】
[1755〜1827]江戸後期の国学者。大坂の人。通称、春蔵。号、蘿月・華陽。和漢のほか歌もよくした。著「群書一覧」「百人一首一夕話(ひとよがたり)」など。
おざき‐ゆきお【尾崎行雄】
[1858〜1954]政治家。神奈川の生まれ。号、咢堂(がくどう)。明治15年(1882)立憲改進党の創立に参加。第1回総選挙以来、連続25回当選、代議士生活63年。東京市長・文相・法相を歴任。...
お‐ざさ【小笹】
ササ。「—の上の玉あられ」〈謡・昭君〉
おざさ‐はら【小笹原】
ササが生い茂っている野原。「—風待つ露の消えやらずこのひとふしを思ひおくかな」〈新古今・雑下〉
お‐ざしき【御座敷】
1 「座敷」の尊敬語・美化語。 2 芸者・芸人などが呼ばれる酒宴の席。「—を勤める」
おざしき‐あそび【御座敷遊び】
⇒座敷遊び
おざしき‐うた【御座敷唄】
料亭に呼ばれた芸者が、三味線、鼓、太鼓を伴奏にうたう唄。多くは民謡だが、お座敷専用につくられたものもある。
御座敷(おざしき)が掛(か)か・る
1 芸者・芸人などが、客の座敷に呼ばれる。 2 会合などに招かれる。「テレビ局から—・る」
おざしき‐ながうた【御座敷長唄】
歌舞伎や舞踊の伴奏用ではなく、演奏会用に作られた長唄。文化文政期(1804〜1830)に起こった。「吾妻八景(あずまはっけい)」「秋色種(あきのいろくさ)」など。