おし‐しず・める【押(し)鎮める】
[動マ下一][文]おししづ・む[マ下二]落ち着かせる。鎮める。「二人が中に割って入り、ようよう—・めた」〈蘆花・思出の記〉
おし‐すす・める【押(し)進める】
[動マ下一][文]おしすす・む[マ下二]押して前進させる。
おし‐すす・める【推(し)進める】
[動マ下一][文]おしすす・む[マ下二]物事をはかどらせる。発展させていく。推進する。「計画を—・める」「この考え方を—・めると」
おし‐す・る【押し摩る】
[動ラ四]押しもむ。すり合わせる。「手を—・りて聞こえゐたり」〈源・行幸〉
おし‐ずし【押し鮨】
押し枠の中に鮨飯を詰め、その上に具をのせて押してつくる鮨。何段にも重ねたもの、1日〜数日寝かせたものもある。熟(な)れ鮨のように枠を使わず、重石(おもし)などで圧力をかけるものを含めていうことも...
お‐しずまり【御静まり/御寝】
「寝ること」の意の尊敬語。おやすみ。「—に成った処を御迷惑をかけました」〈円朝・怪談牡丹灯籠〉
おし‐ずもう【押(し)相撲】
1 相撲で、押しの技を使うこと。また、その技を使った相撲。 2 子供の遊びの一。地面にかいた円の中で押し合い、外に出たほうが負けになる。
おしず‐れいざ【お静礼三】
歌舞伎狂言。本名題「契情曽我廓亀鑑(けいせいそがくるわかがみ)」。世話物。9幕。河竹黙阿弥作。慶応3年(1867)江戸市村座初演。手代の礼三郎と門付(かどづけ)の女太夫お静との悲恋を題材としたもの。
おし‐せま・る【押(し)迫る】
[動ラ五(四)]まぢかに迫る。「暮れも—・った一二月二八日」「締め切りが—・る」
おし‐ぜみ【唖蝉】
鳴かないセミ。雌のセミ。《季 夏》