おそ‐ぢえ【遅知恵】
1 子供の知恵の発達のしかたが遅れていること。奥知恵。 2 事が終わったあとに出てくる知恵。あと知恵。
おそ‐で【遅出】
1 いつもより遅く出勤すること。⇔早出(はやで)。 2 遅番(おそばん)。⇔早出(はやで)。
お‐そなえ【御供え】
1 神仏に供える物。金・食品・花など。おそなえもの。お供物(くもつ)。 2 「御供え餅」の略。 [補説]書名別項。→お供え
おそなえ【お供え】
吉田知子の短編小説、および同作を表題作とする小説集。作品は平成3年(1991)、「海燕」誌7月号に掲載。翌平成4年(1992)、第19回川端康成文学賞を受賞。作品集は平成5年(1993)刊行。
おそなえ‐もち【御供え餅】
正月や祭礼のときに、神仏に供える餅。鏡餅。
おそなえ‐もの【御供え物】
「御供え1」に同じ。
おそなわ・る【遅なわる】
[動ラ五(四)]遅くなる。遅れる。「阿母(おかあさま)、大層—・りました」〈蘆花・不如帰〉
おその‐ろくさ【お園六三】
寛延2年(1749)に起こった大坂南地の遊女お園と大工の六三郎との心中事件を脚色した、浄瑠璃・歌舞伎などの通称。常磐津節「三世相錦繍文章(さんぜそうにしきぶんしょう)」が有名。
おそわ・る【魘はる】
[動ラ下二]「おそわれる」の文語形。
お‐そば【御側】
1 貴人・主君を敬って、その近辺をいう語。 2 主君の身近に仕える人。近習(きんじゅ)・腰元など。「奥勤めの—玉章(たまづさ)」〈人・娘節用・前〉