おそめ‐はんくろう【お染半九郎】
歌舞伎「鳥辺山心中(とりべやましんじゅう)」の両主人公の名。
おそめ‐ひさまつ【お染久松】
宝永5年(1708)に起こった大坂瓦屋橋(かわらやばし)油屋の娘お染と丁稚(でっち)久松の心中事件を題材にした浄瑠璃・歌舞伎などの通称。浄瑠璃「新版歌祭文(しんぱんうたざいもん)」、歌舞伎狂言「...
おそめひさまつうきなのよみうり【お染久松色読販】
歌舞伎狂言。世話物。3幕。4世鶴屋南北作。文化10年(1813)江戸森田座初演。早変わりを見せ場とするお染久松物。通称「お染の七役」。
おそらかん‐ざん【恐羅漢山】
広島県山県(やまがた)郡安芸太田(あきおおた)町と島根県益田(ますだ)市の境にある山。標高1346メートル。冠山(かんむりやま)山地の一峰で広島県の最高峰。県内有数の豪雪地帯で、中腹北東斜面にス...
おそらく【恐らく】
[副]《「恐らくは」の略》 1 確度の高い推量を表す語。きっと。「明日は—雨だろう」 2 はばかりながら。「身共は一人ぢゃと思うて、あなどっておぢゃるが、—、いづれも大勢なれども、負くる太郎では...
おそらく‐は【恐らくは】
《動詞「おそる」のク語法「おそるらく」に係助詞「は」の付いた「おそるらくは」の音変化》 [副] 1 「恐らく1」に同じ。「—もう会えないだろう」 2 「恐らく2」に同じ。「—貞敏に授け残しし曲...
おそり【恐り】
《動詞「恐る」(上二段)の連用形から》心配。危険。おそれ。「このわたり、海賊の—ありといへば」〈土佐〉
おそ・る【恐る/怖る/畏る/懼る】
[動ラ上二]「恐れる」に同じ。「善根には微少なる広説せば、ないし後世の苦果を見ず—・りじ」〈東大寺本地蔵十輪経元慶七年点〉 [動ラ四]「恐れる」に同じ。「若(も)し疾疫の鬼魅(きみ)身に著く...
おそる‐おそる【恐る恐る】
[副]恐れからひどく緊張して事を行うさま。「—丸木橋を渡る」
オソルノ【Osorno】
チリ南部、ロスラゴス州の都市。プエルトモントの北約100キロメートルに位置する。16世紀半ばに建設。先住民の襲撃を受けて破壊されたが、18世紀末に再建。ドイツ系移民が多く居住する。周辺では小麦を...