おそ【獺】
カワウソの別名。「片身境(さか)うて—が食べてござる」〈虎明狂・鱸庖丁〉
お‐そ【悪阻】
つわり。
おそ【遅/鈍】
《形容詞「おそい」の語幹》心の働きの鈍いこと。愚か。まぬけ。「みやびをと我は聞けるをやど貸さず我を帰せり—のみやびを」〈万・一二六〉
おそ‐あき【晩秋】
秋のすえ。ばんしゅう。《季 秋》「—の静かなる落日(いりひ)のなかに」〈白秋・謀叛〉
おそ‐あし【遅足】
ゆっくり歩くこと。
おそい【襲】
1 上着。女房などが、袿(うちき)・打ち衣(ぎぬ)の上に着たもの。「御—はいづれをか奉らむ」〈宇津保・内侍督〉 2 上を覆うもの。覆い。「車の簾、かたはらなどに挿し余りて、—、棟などに」〈枕・九...
おそ・い【遅い/鈍い】
[形][文]おそ・し[ク] 1 物事の進む度合いが小さい。動作・進行などに時間がかかる。のろい。「列車の進み方が—・い」「仕事が—・い」「進歩が—・い」「物わかりが—・い」⇔速い。 2 (「晩い...
おそい‐かか・る【襲い掛(か)る】
[動ラ五(四)]相手に向かって危害を加えようと突然向かっていく。「猛犬が—・ってきた」
おそい‐ちゅうせいし【遅い中性子】
⇒低速中性子
おそ・う【襲う】
[動ワ五(ハ四)] 1 不意に攻めかかる。不意に危害を加える。襲撃する。「敵を—・う」「寝込みを—・う」「暴漢に—・われる」 2 不意にやって来る。急におしかける。「新婚家庭を—・う」「清い香り...