おつ‐にん【越任】
一定の順序を経ないで、上級の官職に任ぜられること。越階(おっかい)。おちにん。
おつ‐ねん【越年】
[名](スル)「えつねん(越年)」に同じ。
おつねん‐とんぼ【越年蜻蛉】
アオイトトンボ科の昆虫。体長約4センチくらい。体は黄褐色に青銅色の紋が散在する。成虫で越冬し、春になってから卵を産む。北海道・本州・ユーラシア大陸に分布。
お‐つぼ【御壺】
1 膳部(ぜんぶ)にのせる壺に入れた盛り物。 2 宮中の局(つぼね)の敬称。 3 御所などの中庭の敬称。「広綱を—のうちへめし」〈平家・一一〉
おつぼ‐ぐち【御壺口】
「おちょぼ口」に同じ。
お‐つぼね【御局】
1 宮中で、局(個室)を与えられた女官の敬称。 2 江戸時代、将軍家・大名家で局を与えられた奥女中の敬称。また、その奥女中を取り締まった老女の敬称。 3 ⇒局女郎(つぼねじょろう)
おつぼね‐さま【御局様】
俗に、職場で、勤続年数が長く、特に同性の同僚に対して力をもっている女性のこと。→御局
おつま‐はちろべえ【お妻八郎兵衛】
大坂の古手屋八郎兵衛が嫉妬から、遊女のお妻を殺した事件を主題とする歌舞伎・浄瑠璃の通称。歌舞伎狂言「文月恨切子(ふみづきうらみのきりこ)」、浄瑠璃「桜鍔恨鮫鞘(さくらつばうらみのさめざや)」など。
お‐つまみ【御摘み/御撮み/御抓み】
「つまみ3」の美化語。
お‐つむ【御頭】
《もと女房詞「おつむり」の略》頭。主として幼児に対して用いる。