キサントマチン【xanthommatine】
色素化合物オモクロームの一種。多くの昆虫の体表、眼、翅(はね)などに存在する。いわゆる赤トンボの鮮やかな発色はキサントマチンの還元反応によって生じることが知られている。
うしろ‐がえり【後ろ返り】
[名](スル)後方へとんぼ返りすること。
うすば‐かげろう【薄翅蜉蝣】
脈翅(みゃくし)目ウスバカゲロウ科の昆虫。体長約3.5センチでトンボに似るが、飛び方は弱々しい。触角は太く目立つ。翅(はね)は透明で柔らかく、網状の脈がある。6〜10月に羽化。幼虫は、蟻地獄(あ...
あと‐がえり【後覆り】
後ろ向きに空中転回すること。とんぼがえり。
いむた‐いけ【藺牟田池】
鹿児島県薩摩川内(さつませんだい)市にある火口湖。周囲を450〜500メートルの火山群に囲まれた標高295メートルに位置する。面積0.4平方キロメートル、周囲2.6キロメートル、最大深度3.5メ...
あきつ‐ひれ【蜻蛉領巾】
トンボの翅のように、薄くて美しい領巾。「わが持てる真澄鏡(まそみかがみ)に—負ひ並(な)め持ちて馬買へわが背」〈万・三三一四〉
えき‐ちゅう【益虫】
人間の生活に直接・間接に利益をもたらす昆虫。一般に、害虫防除に役立つ寄生蜂やトンボ・カマキリ、花粉を媒介するミツバチなどをいう。⇔害虫。→有用昆虫
あかね‐とんぼ【茜蜻蛉】
アカトンボの別名。
あきつ【秋津/蜻蛉】
《古くは「あきづ」》トンボの別名。《季 秋》「いくもどりつばさそよがす—かな/蛇笏」
あきつ‐は【蜻蛉羽】
トンボの翅(はね)。また、そのように薄く美しい布。