おもて‐ごてん【表御殿】
公の政務・儀式などを行う正殿。
おもて‐さく【表作】
同じ田畑に年間2種の作物を栽培するとき、最初の、主となる作物を栽培すること。また、その作物。⇔裏作。→二毛作
おもて‐ざし【表差(し)】
刀の鞘(さや)に納める笄(こうがい)。腰に差した鞘の表に差し添えるところからの名。→裏差し
おもて‐ざしき【表座敷】
玄関に近いほうの、主に客間として使う座敷。⇔奥座敷。
おもて‐ざた【表沙汰】
1 内密にしたいことが世間に知れ渡ること。表立つこと。「事件が—になる」 2 公の機関によって取り扱われること。裁判ざた。おおやけざた。「—にして決着をつける」⇔内沙汰(うちざた)。
おもて‐ざり【面去り】
連歌・俳諧で、懐紙の同一の面では一度使った語句を二度使わないこと。面嫌い。
おもて‐しょいん【表書院】
家の表のほうにある書院造りの座敷。⇔奥書院。
おもて‐じ【表地】
袷(あわせ)仕立ての衣服や袋物などで、表側になる布地。⇔裏地。
おもて‐じき【表敷(き)】
和船の底板の前半分。
おもて‐せんけ【表千家】
千家流茶道の分派の一。元伯宗旦の三男、江岑(こうしん)宗左を開祖とする。表流。表。