おや‐びと【親人】
親である人。親。「我跡(わがあと)にては二人分—を大事にして」〈紅葉・二人女房〉
おや‐ふこう【親不孝】
[名・形動](スル)親を大切にしないで、心配や迷惑をかけること。また、そのさまや、その人。「—な娘」⇔親孝行。 [補説]「親不幸」と書くのは誤り。
お‐やぶじらみ【雄藪虱】
セリ科の二年草。野原や道端に生える。ヤブジラミに似るが、全体に赤みがかり、花は春に咲く。実は卵形でとげ状の毛が密生し、衣服にくっつく。
おや‐ぶね【親船】
1 多数の小型漁船を従えた大船。母船(ぼせん)。 2 連絡用の小船に対し、沖に停泊している大船。
親船(おやぶね)に乗(の)ったよう
頼りにしていると、心丈夫でいられるさま。大船(おおぶね)に乗ったよう。
おや‐ぶん【親分】
1 侠客(きょうかく)・ばくち打ちなどの仲間で、頭(かしら)として頂く人。「—子分の杯を交わす」⇔子分。 2 仮に親と決めて、頼りにする人。仮親。⇔子分。「伯母婿ながらそなたの—」〈浄・宵庚申〉...
おやぶん‐はだ【親分肌】
人の面倒をよくみて頼りになるような気性であること。「—の上司」
おやべ【小矢部】
富山県西部、小矢部川流域の市。中心の石動(いするぎ)は北陸街道の宿場町として発達。倶利伽羅(くりから)峠の古戦場がある。人口3.2万(2010)。
おやべ‐がわ【小矢部川】
富山県西部を流れる川。石川県との県境にある大門(だいもん)山(標高1572メートル)付近に源を発し、支流を加え南砺(なんと)市・小矢部市を経て高岡市と射水(いみず)市の境で富山湾に注ぐ。長さ68...
おやべ‐し【小矢部市】
⇒小矢部