オラシュチエ‐さんみゃく【オラシュチエ山脈】
《Munţii Orăştie》ルーマニア中西部、トランシルバニアアルプスの山脈の一つ。紀元前1世紀から後1世紀にかけて、ダキア王国のブレビスタ王やデケバルス王らが古代ローマの侵入に備えて建造し...
オラショ【(ラテン)oratio】
キリシタン用語で、祈祷(きとう)。
おらっち
[代]《「おらたち」の音変化》一人称の人代名詞。卑俗な男性語。おれ。「ここらで出すのが、—の持ちめえだ」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉
おらてがま【遠羅天釜】
江戸中期の仮名法語集。3巻。寛延2年(1749)刊。白隠慧鶴(はくいんえかく)著。禅に対する考え方や武士の参禅、病中の修行の用意、さらに法華経観を語ったもの。遠羅天賀麻。
オラデア【Oradea】
ルーマニア西部の都市。ハンガリーとの国境に近く、クリシュルレペデ川沿いに位置する。17世紀、オスマン帝国に一時支配されたが、オーストリアハンガリー帝国時代に商工業で発展。18世紀半ばには都市計画...
オラデア‐ようさい【オラデア要塞】
《Cetatea Oradea》ルーマニア西部の都市オラデアにある、星形要塞。11世紀、ハンガリー王ラースロー1世の時代に建造され、その後、モンゴル帝国の攻撃に備えて増改築が繰り返された。現在、...
オラトリオ【(イタリア)oratorio】
《祈祷所(きとうしょ)の意》宗教的な題材をもとに、独唱・合唱・管弦楽から構成される大規模な楽曲。オペラとは異なり、演技を伴わない。ヘンデルの「メサイア」、ハイドンの「天地創造」などが有名。聖譚曲...
オラニエスタッド【Oranjestad】
《「オランヘスタード」「オランニェスタト」とも》 カリブ海南部、ベネズエラ沖にあるオランダ自治領アルバの首都。アルバ島西岸に位置する。自由貿易港とカジノがあり、観光業が盛ん。コロニアル様式の色...
オラニエ‐ナッサウ‐け【オラニエナッサウ家】
《Oranje-Nassau》オランダの王家。16世紀に、ドイツのナッサウ家が南フランスのオラニエ家を相続してからの家名。オランダ総督を輩出し、1815年の王国成立によって王家となる。名誉革命後...
オラニエンバウム【Oranienbaum/Ораниенбаум】
ロシアの都市ロモノーソフの旧称。「オレンジの木」を意味するドイツ語に由来する。