おりのべ‐ぎぬ【織り延べ絹】
普通のものより丈が長い絹織物。「北国の—三千疋(ひき)」〈平家・四〉
おり‐のぼり【下り上り】
1 おりることと、のぼること。のぼりおり。 2 宮中に仕える人が出仕し、また退出すること。「局(つぼね)の—などにも」〈たまきはる〉 3 都と地方とを行き来すること。「売り買ひのため筑前へは毎年...
おり‐のぼ・る【下り上る】
[動ラ四] 1 高い所と低い所との間をおりたりのぼったりする。のぼりおりする。「この国の海山より竜は—・るものなり」〈竹取〉 2 貴人の御前に出仕し、退出する。「女房ぞ弘徽殿に局して—・りける」...
おり‐のり【降り乗り/下り乗り】
1 おりることと、のること。のりおり。 2 交渉。やりとり。「奥で—引合て、三百両の身の代まで渡して置たこっちの代呂物」〈伎・黄金鱐〉
おり‐は【折(り)羽】
双六(すごろく)遊びの一。互いに12個ずつの駒を持ち、2個のさいころを竹筒に入れて振り出し、出た目の数だけ駒を取っていき、多く取ったほうを勝ちとする。
おり‐は・う【折り延ふ】
[動ハ下二]時を長く延ばす。長く続ける。「—・へてねをのみぞ鳴くほととぎす繁きなげきの枝ごとにゐて」〈後撰・夏〉 [補説]連用形「おりはえ」、また「おりはえて」の形で、いつまでもの意に使うことが多い。
おり‐はし【折(り)箸】
《「おりばし」とも》1本の木の枝などを、二つに折り曲げて作った箸。
おり‐ばこ【折(り)箱】
薄く削った板やボール紙などを折り曲げて作った、底の浅い箱。おり。
オリバー‐ツイスト【Oliver Twist】
ディケンズの長編小説。1838年刊。孤児オリバーの遍歴を描きつつ、社会悪を追及した作品。当時の救貧院の惨状を告発した点にも意義があるとされる。
オリ‐パラ
オリンピックとパラリンピックのこと。「東京—」