おんな‐でら【女寺】
1 尼寺のこと。 2 江戸時代、女児を教えた寺子屋。また、師匠が女の寺子屋。「—へもやらずして筆の道を教へ」〈浮・永代蔵・二〉
おんな‐とうか【女踏歌】
女のする踏歌。平安時代、正月16日に行われた。めどうか。→男踏歌
おんな‐どうらく【女道楽】
女性との色事にふけること。女遊び。
おんな‐どころ【女所】
女のいる所。特に、女官などが控えている所。「—にて、しどけなくよろづのこと習ひたる宮の内に」〈源・夕霧〉
おんな‐どち【女どち】
女の仲間。女どうし。「紀伊守(きのかみ)国に下りなどして、—のどやかなる夕闇」〈源・空蝉〉
おんな‐ども【女共】
1 女たち。現在では、見下した言い方に用いる。 2 (へりくだった言い方)自分の妻。「—のみやげに、たから物を一つかひとってくだる程に」〈虎明狂・鏡男〉
女(おんな)にな・る
1 成長して年ごろの女性になる。月経が始まり一人前の女性になる。 2 男性と肉体関係をもち、処女でなくなる。男を知る。
おんな‐にのみや【女二の宮】
第2皇女。 源氏物語に登場する女性。朱雀院の第2皇女。柏木の妻。
おんなのあいとしょうがい【女の愛と生涯】
《原題、(ドイツ)Frauen-Liebe und Leben》シャミッソーの連作詩。1830年刊。後にシューマンやレーベが曲をつけている。 《原題、(ドイツ)Frauenliebe und...
女(おんな)の足駄(あしだ)にて作(つく)れる笛(ふえ)には秋(あき)の鹿(しか)寄(よ)る
女の色香に男は迷いやすいことのたとえ。