おい‐はら・う【追(い)払う】
[動ワ五(ハ四)]じゃまなものを追い立てて、そこにいないようにする。おっぱらう。「ハエを—・う」「その一言が私の不安を—・った」
おい‐ばね【追(い)羽根】
二人以上で、一つの羽根を羽子板でつき合う正月の遊び。追い羽子(はご)。《季 新年》
おい‐ば・む【老いばむ】
[動マ四]年寄りじみる。「—・みたる者こそ火桶(ひをけ)の端に足をさへもたげて」〈枕・二八〉
おい‐ばら【追(い)腹】
家来が、死んだ主君のあとを追って切腹すること。供腹(ともばら)。「—を切る」⇔先腹(さきばら)。
おい‐ばらい【追(い)払い】
[名](スル)あとから追加として支払うこと。追加払い。「時効になった年金の—対象者」 [補説]「おいはらい」は別語。
おい‐びと【老い人】
《「おいひと」とも》年寄り。老人。「—の若き人に交はりて」〈徒然・一一三〉
オイペン【Eupen】
ベルギー東部、リエージュ州の都市。ドイツとの国境に近い。もとはリンブルフ公領だったが、第一次大戦後にマルメディとともに、ベルギー領となった。ドイツ語を公用語とする。
おい‐ぼれ【老い耄れ】
《古くは「おいほれ」とも》老いぼれること。また、老いぼれた人。老人が自分を卑下していう場合や、老人をののしっていう場合に用いる。「わたしのような—にはその仕事は無理です」「この—の出る幕じゃない」
おい‐ぼ・れる【老い耄れる】
[動ラ下一][文]おいぼ・る[ラ下二]《古くは「おいほれる」とも》年をとって、からだや心の働きが鈍くなる。「—・れて足元もおぼつかない」
おい‐ぼし【追(い)星】
コイ・サケなどの魚類の生殖期に、雄の頭部やひれに現れる多くの白い円錐(えんすい)形の小突起。