こぶな‐ぐさ【小鮒草】
イネ科の一年草。あぜや原野に生え、高さ30〜40センチ。葉は卵形で基部は茎を抱く。秋、淡緑または赤紫色の花穂をつける。八丈島では黄八丈の染料に用いる。かいなぐさ。かりやす。あしい。
さかしら‐びと【賢しら人】
利口ぶる人。また、おせっかいな人。「親にはあらで、むつかしき—の、さすがに、あはれに見え給ふ」〈源・蛍〉
カマンベール【(フランス)camembert】
外側に白色のカビをつけて熟成させた軟らかいナチュラルチーズ。フランス北西部にあるノルマンディーのカマンベール村の原産。
さて‐さて
[感]困惑・驚嘆したときなどに発する語。なんとまあ。はてさて。「—、やっかいな事になったものだ」「—、感心な子供もいるものだ」 [副]先を促して問いかけるときの語。それからそれから。それでそ...
さどぎつね【佐渡狐】
狂言。佐渡と越後の百姓が、年貢上納の途中に道連れとなり、佐渡に狐がいるかいないかの口論から帯刀をかけての争いになる。
差(さ)し手(て)を返(かえ)・す
「腕(かいな)を返す」に同じ。
さし‐がい【指肘】
舞楽の舞の手の一。左手を前に伸ばし、右手を伏せ、それを左上へさすのが左指肘(ひだりさしがい)、その反対が右指肘。さすかいな。
きまり‐て【決(ま)り手/極まり手】
相撲で、勝負がきまったときのわざ。→四十八手(しじゅうはって) [補説]日本相撲協会の定める決まり手82種と非技5種決まり手足取り、浴(あび)せ倒し、網打ち、居反(いぞ)り、一本背負い、後ろ凭(...
数(かぞ)える程(ほど)
ほんの少し。ごく少数。「出席者は—しかいない」
しぎ【鴫/鷸】
チドリ目シギ科、およびその近縁の科の鳥の総称。海・干潟・川などの水辺にすみ、くちばしが長く、貝・カニ・ゴカイなどを食べる。約90種が南極を除く全世界に分布。シギ科の大部分は北半球北部で繁殖し、熱...