かい‐の
[連語]《終助詞「かい」+終助詞「の」。近世語》文末に付けて用いる。 1 疑いをもって尋ねかけたり、確かめたりする意を表す。「こんな時に客引いてくれそなものではない—」〈浄・丹波与作〉 2 反語...
かい‐のう【皆納】
[名](スル)租税などを、残らず納めること。「年内に税金を—する」
かい‐の‐き【楷の木】
⇒楷2
かい‐の‐くち【貝の口】
男子の角帯や女子の半幅帯の結び方。1回結んだ先の片方を二つ折りにし、他方を内側に折り返して再度結ぶ。
かい‐の‐くに【甲斐国】
⇒甲斐
かい‐のご・う【掻い拭ふ】
[動ハ四]《「かきのごう」の音変化》すっかりふきとる。ぬぐいさる。「翁、顔をさぐるに年ごろありし癭(こぶ)、あとなく、—・ひたるやうに、つやつやなかりければ」〈宇治拾遺・一〉
かい‐の‐し【戒の師】
出家する人に戒律を授ける師の僧。戒師。「御—、忌むことのすぐれたるよし仏に申すにも」〈源・若菜下〉
かい‐のせ【買(い)乗せ】
値上がりを予想して、同じ銘柄を買い増すこと。