かいま‐み・ゆ【垣間見ゆ】
[動ヤ下二]《「かきまみゆ」の音変化》物のすきまから見える。「その夕暮れの折からに、—・えにし面影を」〈松の葉・二〉
かいま・みる【垣間見る】
[動マ上一][文][マ上一]《「かきまみる」の音変化》物のすきまから、こっそりとのぞき見る。また、ちらっと見る。物事のようすなどの一端をうかがう。「カーテンの間から—・みる」「大人の世界を—・みる」
かいま・む【垣間む】
[動マ四]「かいまみる」(上一)の四段化。「さて—・めば、我にはよくてみえしかど」〈大和・一四九〉
かいまわり‐ひん【買(い)回り品】
消費者が価格・品質・色・デザインなどを比較検討したうえで購入する商品。婦人服・呉服・靴など。→最寄り品
かい‐まん【海漫】
《「海漫々」から》大海。「此の御神は—の鱗(うろくづ)に縁をむすばせ給ふらん」〈平家・二〉
カイマン【caiman】
アリゲーター科の一群のワニ。クロカイマン・メガネカイマンなどで、全長約2メートル。性質は、一般におとなしいものが多い。南アメリカのアマゾン川・オリノコ川やギアナに分布。