かいらい‐し【傀儡師】
1 人形を使って諸国を回った漂泊芸人。特に江戸時代、首に人形の箱を掛け、その上で人形を操った門付け芸人をいう。傀儡(くぐつ)回し。人形つかい。《季 新年》 2 歌舞伎舞踊。傀儡師の風俗を取り入れ...
かいらい‐せいけん【傀儡政権】
形式的には独立しているが、実質的には他国によって操られている政権。
かいらぎ【鰄/梅花皮】
1 サメ類の背の中央部分の皮。硬い粒状の梅花の形をした突起があり、刀剣の鞘(さや)・柄(つか)などの装飾に用いる。また、その皮で装飾された刀。さめかわ。 2 茶碗などの釉(うわぐすり)が焼成不十...
かい‐らく【快楽】
心地よく楽しいこと。官能的な欲望の満足によって生じる、快い感情。けらく。「—をむさぼる」 [補説]書名別項。→快楽
かい‐らく【偕楽】
《「孟子」梁恵王上から》衆人とともに楽しむこと。
かい‐らく【開落】
花の開くことと落ちること。「百花の—送り迎えて」〈荷風・腕くらべ〉
かい‐らく【壊落】
[名](スル)崩れ落ちること。
かいらく【快楽】
《原題、(イタリア)Il Piacere》イタリアの詩人・小説家・劇作家、ダヌンツィオの長編小説。1889年刊行。「罪なき者」(1892年刊)「死の勝利」(1894年刊)とあわせ、「薔薇の小説」...
かいらく‐えん【偕楽園】
茨城県水戸市にある公園。天保13年(1842)水戸藩主徳川斉昭(とくがわなりあき)が造園させた。梅の名所として知られる。金沢の兼六園、岡山の後楽園とともに日本三名園の一。常磐公園(ときわこうえん)。
かいらくえん‐やき【偕楽園焼】
紀州徳川家の御庭(おにわ)焼き。文政(1818〜1830)ごろ、10代藩主治宝(はるとみ)が別邸西浜御殿内の偕楽園で、京都の楽(らく)焼の陶工や永楽保全らに焼かせたのに始まる。交趾(コーチ)焼の...