かえる【蛙/蝦/蛤】
無尾目の両生類の総称。体は太短く、首のくびれがなく、目は上方に出て、口が大きい。前足に4本、後ろ足に5本の指と水かきをもつ。昆虫やミミズなどを舌で捕らえて食べる。声帯や鳴嚢(めいのう)をもち、鳴...
かえ・る【返る/反る】
[動ラ五(四)] 1 表であったものが裏になったり、上であったものが下になったりして、ものの向き・位置が反対になる。裏がえる。ひるがえる。ひっくりかえる。「裾が—・る」「軍配が—・る」「漢文を下...
かえ・る【帰る/還る】
[動ラ五(四)]《「返る」と同語源》 1 自分の家や、もといた場所に戻る。「郷里へ—・る」「まもなく—・ってくる」 2 今いる場所を離れて去る。「客が—・る」 3 野球で、走者が本塁を踏んで得点...
かえ・る【孵る】
[動ラ五(四)]《「返る」と同語源》卵が、ひなや子供になる。孵化(ふか)する。「ひなが—・る」「卵が—・る」
か・える【変える】
[動ア下一][文]か・ふ[ハ下二] 1 物事を以前と違った状態・内容にする。変化させる。変更する。「姿を—・える」「顔色を—・える」「考えを—・える」「話題を—・える」「戦術を—・える」 2 物...
か・える【換える/替える/代える】
[動ア下一][文]か・ふ[ハ下二] 1 (換える・替える)相手に与える代わりに、相手のものを自分のものとする。等しいもの、同種のものを他とやりとりする。交換する。「円をドルに—・える」「現金に—...
かえる‐あし【蛙足】
水泳で、平泳ぎの足の動かし方。蛙のように、ももを左右に開き、両膝・両足首を十分縮めたのち、両足裏で後方に水を押すもの。
かえる‐あした【帰る朝】
[連語]男が女に会って一夜を過ごしたのちに別れる翌朝。きぬぎぬ。「明けぬとて待つ宵よりも七夕は—やわびしかるらむ」〈宇津保・藤原の君〉
かえる‐あんこう【蛙鮟鱇】
アンコウ目カエルアンコウ科の海水魚。全長約10センチ。体は球形に近く、黄褐色で地に黒褐色の斑紋が散在。胸びれと腹びれを使って海底を移動する。アンコウのように釣りざお状の突起を動かして小魚を誘って...
かえる‐いくさ【蛙軍】
群れ集まった蛙が先を争って交尾するさま。かわずいくさ。かわず合戦。