か‐えん【火炎/火焔】
物が燃えるときの、光や熱を出している部分。ほのお。
か‐えん【花筵】
「はなむしろ」に同じ。
か‐えん【佳宴】
めでたい宴会。よい酒宴。
かえん‐ガソリン【加鉛ガソリン】
アンチノック剤として、テトラエチル鉛などの鉛化合物を加えたガソリン。大気汚染の原因となるため、日本では現在使われていない。有鉛ガソリン。⇔無鉛ガソリン
かえんがた‐どき【火焔型土器】
縄文時代中期の土器の一種。多くが深鉢。口縁部に付く鶏冠状の把手や鋸歯状の突起が、火炎のようにも見えることによる称。表面には縄文でなく、隆線(りゅうせん)文と沈線(ちんせん)文が施されている。信濃...
かえん‐ぐま【火焔隈】
歌舞伎の隈取りの一。白塗りの地に油紅で火炎のような形に隈取る。勇武・豪壮な役柄を示し、「義経千本桜」鳥居前の忠信などに用いる。
かえん‐こうはい【火焔光背】
不動明王などの背後にある、燃え上がるほのおの形をした光背。
かえん‐さい【火焔菜】
ヒユ科の一・二年草。サトウダイコンの一種。根は肥大し、暗紅色で、輪切りにすると同心円状に赤い模様がある。甘味が強く、ボルシチなどの材料とする。テーブルビート。ビーツ。うずまきだいこん。《季 秋》
かえん‐しき【火焔式】
火炎あるいはそれに似た形を意匠に用いた装飾。また、その装飾を施した土器や建築などの様式。
かえん‐そう【火焔草】
アカネ科の蔓性(つるせい)の多年草。卵形の葉が対生する。夏、長い筒状の赤い花を開く。南アメリカの原産。