うち‐こ・む【打(ち)込む】
[動マ五(四)] 1 上から強くたたいて中へ入れる。「くぎを—・む」 2 ㋐球技で相手の陣などに球を打って入れる。「ライトスタンドに—・む」 ㋑(「撃ち込む」「射ち込む」とも書く)弾丸や矢を発射...
うずら‐なく【鶉鳴く】
[枕]ウズラは草深い古びた所で鳴くところから「古(ふ)る」にかかる。「—故(ふ)りにし郷(さと)ゆ思へども」〈万・七七五〉
うち‐こみ【打(ち)込み】
1 たたいて中へ入れること。「杭(くい)の—」 2 物事に熱中すること。また、人にほれこむこと。「仕事への—はすさまじい」 3 剣道などで、相手に打ってかかること。柔道では、相手と組んで一方が続...
うちそ‐やし【打ち麻やし】
[枕]《「やし」は間投助詞》麻(を)を績(う)む意から「をうみ」の略の「をみ」にかかる。「—麻績(をみ)の子ら」〈万・三七九一〉 [補説]用例の原表記「打十八為」を「うつそやし」と読む説もある。
うか‐ねらう【窺狙ふ】
[枕]狩りで獣などの通った跡を見てねらうところから「跡見(とみ)」にかかる。「—跡見山雪のいちしろく」〈万・二三四六〉
うち‐よする【打ち寄する】
[枕]末尾の「する」の音から「駿河(するが)」にかかる。また、波の打ち寄せる駿河国の意からとも。「—駿河の国と」〈万・三一九〉
うちひ‐さす
[枕]「宮」「みやこ」にかかる。語義・かかり方未詳。「—宮に行く児(こ)をまがなしみ」〈万・五三二〉 「—都繁(し)みみに里家は多(さは)にあれども」〈万・四六〇〉
うちひ‐さつ
[枕]「宮」「三宅(みやけ)」にかかる。語義・かかり方未詳。「—宮の瀬川の貌花(かほばな)の」〈万・三五〇五〉
うち‐はら・う【打(ち)払う】
[動ワ五(ハ四)] 1 たたいたりふるったりして払いのける。「ほこりを—・う」「降りかかる火の粉を—・う」 2 攻撃して追い払う。「異国船を—・う」 3 攻めて滅ぼす。「攻め入りて、同九月三日、...
うちそ‐を【打ち麻を】
[枕]《「を」は間投助詞》「をみ」にかかる。うつそを。「—麻続王(をみのおほきみ)海人(あま)なれや」〈万・二三〉