やさ‐おんな【優女】
姿かたちの美しい女。また、性質のやさしい女。やさめ。「かかる東の果てしにもまたあるものぞ—」〈浄・凱陣八島〉
やくも‐たつ【八雲立つ】
[枕]雲が盛んに立ちのぼる意から、「出雲(いづも)」にかかる。「—出雲建(たける)が佩(は)ける太刀」〈崇神紀・歌謡〉
もはら【専ら】
[副] 1 「もっぱら」に同じ。「生前—十二頭陀を行持して」〈正法眼蔵・行持上〉 2 (あとに打消しの語を伴って)まったく。少しも。「—かかるあだわざなどし給はず」〈源・手習〉
もも‐はばき【股脛巾】
股(もも)までかかる、はばき。股引(ももひき)。
ももしき‐の【百敷の/百磯城の】
[枕]多くの石や木でつくり築く意から、「大宮」にかかる。「—大宮人は舟並(な)めて」〈万・三六〉
ももしの‐の【百小竹の】
[枕]多くの小竹(しの)のはえている野の意で、「三野(みの)」にかかる。「—三野の王(おほきみ)」〈万・三三二七〉
ももきね【百岐年】
[枕]「美濃(みの)」にかかる。語義・かかり方未詳。「—美濃の国の」〈万・三二四二〉
モンダウ‐の‐たき【モンダウの滝】
《Saltos del Monday》パラグアイ東部、パラナ川の支流モンダウ川にかかる滝。シウダー‐デル‐エステの南約10キロメートルに位置する。高さ約40メートルの三つの滝と、いくつかの小さな...
も・める【揉める】
[動マ下一][文]も・む[マ下二] 1 争いが起きてごたごたする。「会議が—・める」 2 いらいらする。「気が—・める」 3 費用がかかる。「はじめより—・める事なれば」〈浮・一代男・八〉
もや・る【靄る】
[動ラ五(四)]もやがかかる。「湖面が—・ってきた」