かきしゅんじゅう【夏姫春秋】
宮城谷昌光の歴史小説。中国の春秋時代の美女、夏姫をモデルとした作品。平成3年(1991)刊行。同年、第105回直木賞受賞。
かき‐しょう【牡蠣礁】
カキ類の貝殻が集積して形成される礁。干潟や河口の砂泥地など、浅海域に見られる。→貝礁
かき‐じょうゆ【牡蠣醤油】
カキの身を煮た汁に塩を加え、さらに煮てから保存して味を熟(な)らしたもの。スープ・調味料などに用いる。
かき‐しる・す【書(き)記す】
[動サ五(四)]文字を書きつける。書き留める。「手帳に予定を—・す」
かき‐じ【書(き)地】
物の形を描いてある布や紙の地。「無地」に対していう。
かき‐じゅん【書き順】
⇒筆順(ひつじゅん)
かき‐じら【描きじら】
和服の晴れ着の染め模様を、筆でかいたもの。→付けじら
かき‐す・う【舁き据う】
[動ワ下二]駕籠(かご)、輿(こし)などを担いできて、置く。「舟に車を—・ゑて」〈枕・一一四〉
かきすえ‐やかたぶね【舁き据え屋形舟】
簡単で粗末な屋形を据えつけた舟。「今は怪(け)しかる—に大幕ひかせ」〈平家・二〉
かき‐すさ・ぶ【書き遊ぶ】
[動バ四]気の向くままに書いて楽しむ。慰みに書く。かきすさむ。「御硯ひきよせて、—・びて」〈夜の寝覚・五〉