かく‐ない【角内】
近世、武家の下男の通称。角助。やっこ。「鎗(やり)持ち—」〈咄・鹿の子餅〉
かく‐ない【郭内/廓内】
仕切られた地区の内。城・遊里などの囲いの内。⇔郭外。
かく‐ない【閣内】
内閣の内部。内閣を構成する諸大臣の範囲内。「—の不統一」⇔閣外。
かく‐ながら【斯くながら】
[連語]《副詞「かく」+接続助詞「ながら」》この状態のままで。「—、ともかくもならむを御覧じはてむ」〈源・桐壺〉
かく‐なわ【結果】
《「かくのあわ」の音変化。「かく」は香菓、「あわ」は泡緒(あわお)(ひもの名)の意という》 1 昔の菓子の名。小麦粉を練って細長いひもが曲がりくねったような形に作り、油で揚げた唐(から)風のもの...