きちじょう‐そう【吉祥草】
キジカクシ科の常緑多年草。陰地に生え、茎は地表をはい、ひげ根を出す。葉は広線形。秋の終わりに、淡紫色の小花を穂状につけ、実は紅紫色。植えている家の吉事のときに花が開くという俗信がある。観音草。吉...
きせのさと‐ゆたか【稀勢の里寛】
[1986〜 ]力士。第72代横綱。茨城県出身。本名、萩原寛。平成29年(2017)横綱に昇進。優勝2回。平成31年(2019)引退。→第71代横綱鶴竜(かくりゅう) →第73代横綱照ノ富士
きっくつ‐ごうが【詰屈聱牙】
[名・形動]《韓愈「進学解」から》文章や字句が堅苦しくて難解なこと。また、そのさま。「其角(きかく)、嵐雪(らんせつ)は人事を写さんとして端無く—に陥り」〈子規・俳人蕪村〉
きだ‐きだ【段段】
[形動ナリ]物を細かく切り刻むさま。ずたずた。「恋も未練も—に切捨くれんと突立(つったつ)て」〈露伴・風流仏〉
きす・む【蔵む】
[動マ四]大切におさめる。「頂(いなだき)に—・める玉は二つなしかにもかくにも君がまにまに」〈万・四一二〉
きざみ‐こ・む【刻み込む】
[動マ五(四)] 1 細かく刻んで他のものの中に入れる。「漬物に昆布を—・む」 2 文字などを彫りつける。「碑に和歌を—・む」 3 心に深く記す。「強烈な印象が脳裡に—・まれた」
きざみ‐づけ【刻み漬(け)】
野菜を細かく刻んで塩漬けにしたもの。切り漬け。一夜(いちや)漬け。
きざみ‐タバコ【刻みタバコ】
葉タバコを細かく刻んで、キセルに詰めて吸うもの。きざみ。
きざみ‐びょうし【刻み拍子】
能の足拍子の一。細かく数多く踏むもの。
き‐しゅう【羇愁/羈愁】
旅先で感じる、もの悲しい思い。旅愁。客愁(かくしゅう)。