かけ‐す【懸巣】
カラス科の鳥。全長33センチくらい。体はぶどう色で、頭に黒い縦斑、翼の一部に白・黒・水色の斑があり、尾は黒い。山林にすみ、しわがれた声で鳴き、他の鳥獣の鳴きまねもする。樹上に枯れ枝などで杯形の巣...
かけ‐すおう【掛素襖】
《「打掛(うちかけ)素襖」の略》 1 室町時代の武士の略装。素襖の裾を袴(はかま)の内に入れず、外へ垂らした服装。 2 能や歌舞伎の衣装で、大口袴などをはいた上に、素襖の上だけを打ち掛けて羽織っ...
かけ‐すじ
香川県琴平町の江戸時代からある歌舞伎小屋「金丸座」に残る、宙乗りをする役者を吊るして移動する装置。平成16年(2004)の改修で復元。
かけ‐すずり【懸け硯/掛け硯】
掛け子のある硯箱。掛け子には硯・墨・水入れなどを入れ、その下の引き出しには小物などを入れる。かけすずりばこ。
かけ‐すて【掛(け)捨て】
《「かけずて」とも》 1 無尽・保険などで、掛け金を期限まで続けず、中途でやめること。 2 損害保険などで、保険期間中に対象となる事故にあわない場合、満期になっても掛け金は戻らないこと。「—の火...