かけ‐とり【掛(け)取り】
掛け売りの代金を取り立てること。また、その人。掛け乞い。《季 冬》
かけ‐とりひき【掛(け)取引】
代金を後日支払う契約で行う取引。⇔現金取引。
かけ‐ど【掛(け)戸】
敷居・鴨居の間に入れず、折れ釘に掛けてつるす戸。
かけ‐どい【懸け樋】
「筧(かけひ)」に同じ。
かけ‐どおし【駆(け)通し/駈け通し】
「駆け詰め」に同じ。「駅まで—で行く」
かけ‐どくり【欠(け)徳利】
1 口の欠けている徳利。 2 口の悪い人。また、おしゃべり。「—。…口のかけし徳利は出やすきゆゑ、よくしゃべるをいふ」〈洒・箱枕〉
かけ‐どけい【掛(け)時計】
柱や壁などに掛けておく時計。
かけ‐どり【翔け鳥】
1 空を飛んでいる鳥。「—か水鳥を仰せつけられい、恐らくは射て御目にかけう、とおしゃれ」〈虎寛狂・八幡の前〉 2 飛んでいる鳥を射ること。「—にぞ射たりける」〈太平記・一六〉
かけ‐な【掛(け)菜/懸(け)菜】
「干葉(ひば)」に同じ。《季 冬》「程あらで—にむつき干す家かな/白雄」
かけ‐ながし【掛(け)流し】
1 その場かぎりで、真実味のないこと。「その場かぎり、—の心易いはなしなれど」〈荷風・かたおもひ〉 2 品物などを、一度使っただけで捨ててしまうこと。また、そのもの。使い捨て。「紅摺り化して—の...