かさ‐すげ【笠菅】
カヤツリグサ科の多年草。湿地に群生し、高さ約1メートル。根茎は太く、泥中をはう。茎は三角柱。葉は細長く、堅い。夏、長大な花穂を出す。刈り干した葉を編んで蓑(みの)や菅笠を作る。みのすげ。すげ。
かさ‐たて【傘立て】
玄関などに置き、傘を立てておく入れもの。
かさ‐だか【嵩高】
[形動][文][ナリ] 1 分量や体積が大きいさま。かさばるさま。「—な荷物」 2 高圧的で横柄なさま。「—な口のきき方」 3 大げさなさま。「お庄は余り—なような気がして」〈秋声・足迹〉
かさ‐だか・い【嵩高い】
[形][文]かさだか・し[ク] 1 物の分量や体積・容積が大きい。かさばっている。「—・い荷物」 2 人を見くだして横柄な態度である。高圧的である。「—・い物言いをする」
か‐さつ【苛察】
[名・形動]細かい点にまで立ち入って、厳しく詮索(せんさく)すること。また、そのさま。「物の大体を見る事においては…とかく—に傾きたがる男で」〈鴎外・阿部一族〉
かさ‐つ・く
[動カ五(四)]水分や脂気が足りず、干からびた感じになる。「肌が—・く」
かさ‐づけ【笠付け】
「冠付(かむりづ)け」に同じ。
カサ‐デ‐カンポ【Casa de Campo】
スペインの首都、マドリード南西部にある広場。同市最大の面積を誇る緑地帯で、動物園や遊園地、見本市会場などがある。
カサ‐デ‐フィエロ【Casa de Fierro】
ペルー北部の都市イキトスの市街中心部にある建物。名称はスペイン語で「鉄の家」を意味し、鉄骨がふんだんに用いられている。19世紀末の建造で、当地を代表する歴史的建築物として知られる。
かさでら【笠寺】
名古屋市南区の地名。昔話「笠地蔵」にちなむ笠寺観音を本尊とする笠覆(りゅうふく)寺(通称、笠寺)がある。