きょう‐しき【京職】
律令制で、京都の司法・警察・民政などをつかさどった役所。左京職・右京職に分かれ、長官を大夫(だいぶ)という。みさとづかさ。
ぎょうぶ‐しょう【刑部省】
1 律令制で、太政官(だいじょうかん)八省の一。訴訟や罪人の裁判・処罰などを管掌。うたえただすつかさ。うたえのつかさ。 2 明治2年(1869)設置された六省の一。裁判・警察・監獄のことを管掌。...
かしわ‐で【膳/膳夫】
《古代、カシワの葉を食器に用いたところから。「で」はする人の意》 1 古代、宮中で食膳の調理をつかさどった人々。「水戸神(みなとのかみ)の孫(ひこ)、櫛八玉神(くしやたまのかみ)、—となりて」〈...
かさ‐はり【傘張り】
紙を張って、からかさをつくること。また、その職人。からかさはり。
こうごうぐう‐しき【皇后宮職】
皇后宮に関する事務をつかさどった役所。律令制では中務(なかつかさ)省に、明治の官制では宮内省に属した。こうごうぐうしょく。
いし‐ぶぎょう【石奉行】
1 戦国時代、城の石積みにあたった役人。また、石の切り出しをつかさどった役人。 2 江戸幕府で、土木工事をつかさどる役人。のちには、材木奉行を兼ねた。
い‐し【医師】
1 医術を仕事にする人。医師法の適用を受けて、病気の診察・治療に当たる人。医者。古くは「くすし」「くすりし」といった。 2 律令制で、典薬寮(てんやくりょう)の職員。治療と医生(いしょう)の教授...
い‐し【闈司】
後宮十二司の一。内裏(だいり)内の門の鍵の管理・出納をつかさどった職。みかどのつかさ。
あ・れる【荒れる】
[動ラ下一][文]あ・る[ラ下二] 1 風・波・天候などが穏やかでなくなる。「海が—・れる」 2 態度・行動などが穏やかでなくなる。乱暴になる。「酒を飲んで—・れる」 3 建物・土地などが手入れ...
うかさ・れる【浮かされる】
[動ラ下一][文]うかさ・る[ラ下二]《「れる」は、もと受身の助動詞》 1 高熱のために意識がはっきりしなくなる。「熱に—・れる」→熱に浮かされる[補説] 2 物事に心を奪われて、落ち着かなくな...