にょう‐かん【女官】
「にょかん(女官)」に同じ。「主殿司(とのもりづかさ)、—などのゆきちがひたるこそをかしけれ」〈枕・三〉
にょ‐じゅ【女嬬/女孺/女豎】
1 律令制で、宮中に仕えた下級の女官。堂上の掃除、灯油のことなどをつかさどった。めのわらわ。にょうじゅ。 2 中国で、后・妃・夫人・嬪(ひん)などに仕えた女官。
にゅう‐か【乳痂】
乳児のほおが赤くなり、かさぶたを生じるもの。
にん‐にく【忍辱】
仏語。六波羅蜜の第三。侮辱や苦しみに耐え忍び、心を動かさないこと。忍辱波羅蜜。
にっ‐き【日記】
1 毎日の出来事や感想などの記録。日誌。日録。ダイアリー。「かかさずに—をつける」「絵—」 2 「日記帳」の略。 [補説]書名別項。→日記
にっぽん【日本】
わが国の呼び名。→にほん(日本)「ヒノマルノハタハ—ノシルシデアリマス」〈尋常小学修身書・第2学年用・明治36年〉〈日葡〉 [補説]「日本」が「ニホン」か「ニッポン」かについては決定的な説はな...
にな‐いろ【蜷色】
1 襲(かさね)の色目の名。表は黄、裏は青。 2 染め色の名。青黒い色。
にん‐じょう【人長】
宮中の御神楽(みかぐら)の舞人の長。行事の進行をつかさどり、舞もまう。巻纓(けんえい)の冠に老懸(おいかけ)をつけ、白い袍(ほう)を着て、榊(さかき)の枝を持つ。近衛の舎人(とねり)が務めた。ひ...
ぬい‐の‐つかさ【縫司】
後宮十二司の一。衣服の裁縫、組紐を編むことをつかさどり、あわせて女官の出仕・朝参のことを管理した役所。
ニスト【NIST】
《National Institute of Standards and Technology》米国の国立標準技術研究所。米商務省所管の科学技術に関する総合研究機関。1901年、工業規格の標準化...