てん‐じょう【殿上】
1 《「でんじょう」とも》宮殿、または殿堂の上。 2 宮中。禁中。 3 「殿上の間(ま)」の略。 4 《2のことをつかさどるところから》蔵人所(くろうどどころ)の異称。 5 殿上の間に昇ること。...
てん‐そう【伝奏】
[名](スル)《「でんそう」とも》 1 取り次いで奏上すること。 2 平安後期以降の朝廷の職名。親王・摂関家・武家・社寺などの奏請を院や天皇に取り次ぐことをつかさどった。その中でも室町時代以降の...
てん‐しょ【典書】
書司(ふみのつかさ)の次官。ふんのすけ。
てん‐しょう【典掌】
[名](スル)つかさどること。「政務を—する」
てんしき【転失気】
落語。体調のすぐれない和尚が診察に訪れた医者から「てんしき」があるかないかを聞かれる。和尚は知ったかぶりをしてその場をごまかし、あとで小僧を呼んで近所に「てんしき」を調べに行かせる。だれもが知...
てんで‐ばらばら
[形動]「てんでんばらばら」に同じ。「靴が—に散らかされている」「—なほうを向いて立つ」
でんぐり‐がえ・る【でんぐり返る】
[動ラ五(四)] 1 手を地について、からだを前または後ろに1回転させて起きる。「たたみの上で、くるっと—・る」 2 さかさまになる。ひっくりかえる。「天地が—・るような騒ぎ」
てん‐ごく【典獄】
1 監獄の事務をつかさどる官吏。 2 旧制の、監獄の長。
でん‐し【殿司】
⇒とのもりづかさ2
てん‐てき【点滴】
1 したたり。しずく。また、あまだれ。「傘(からかさ)を打つ—も聞こえず」〈鴎外・ヰタ‐セクスアリス〉 2 「点滴注射」の略。