つつしん‐で【謹んで】
[副]《動詞「つつしむ」の連用形に接続助詞「て」の付いた「つつしみて」の音変化》敬意を表してうやうやしく物事をするさま。かしこまって。「—お受けいたします」「—新年の御挨拶を申し上げます」
てん‐なが【点長】
[形動ナリ]達筆めかして、文字の点や画を長く引いて書くさま。「手を書きたるにも…ここかしこの—に走り書き」〈源・帚木〉
てんじん‐しちだい【天神七代】
日本神話で、天地開闢(かいびゃく)の初めに現れた7代の天神。日本書紀では、国常立尊(くにのとこたちのみこと)、国狭槌尊(くにのさつちのみこと)、豊斟渟尊(とよくむぬのみこと)、(以下は対偶神。二...
ときじく‐の‐かくのこのみ【非時香菓】
《夏から早春枝にあり、香の消えないところから》タチバナの実。「—を恐(かしこ)くも残し給へれ」〈万・四一一一〉
つい・いる【つい居る】
[動ア上一][文][ワ上一] 1 ひざをつく。ひざをついてすわる。「権右衛門は芝生の上に—・居た」〈鴎外・阿部一族〉 2 かしこまってすわる。「証誠殿(せうじゃうでん)の御前に—・ゐ給ひつつ」〈...
とわ‐かわ
[副]《「とばかわ」とも》あわてるさま。せかせかするさま。とっぱかわ。「—かしこへ急ぎ行く」〈浄・先代萩〉
とめ‐がき【留(め)書(き)】
1 書き留めておくこと。また、その文書。 2 手紙文の末尾に添える語。「敬具」「草々」「かしこ」などの類。
ところ‐どころ【所所/処処】
1 あちらこちら。あちこち。「—に支店をつくる」「—誤りのある文章」 2 「人々」の敬称。かたがた。「ここかしこにうち忍びて通ひ給ふ—は」〈源・葵〉
つつし・む【慎む/謹む】
[動マ五(四)] 1 あやまちや軽はずみなことがないように気をつける。慎重に事をなす。「行動を—・む」「言葉を—・みなさい」 2 度をすごさないようにする。控えめにする。節制する。「酒を—・む」...
ちょこん‐と
[副] 1 小さくかしこまっているさま。ちょこなんと。「子供が—座っている」 2 少しだけ。ちょこっと。「球に—バットを当てる」