かずら‐し【鬘師】
鬘を作る職人。かつらし。
かずら‐した【鬘下】
⇒鬘下地(かずらしたじ)
かずら‐したじ【鬘下地】
《「かつらしたじ」とも》 1 江戸時代、役者が鬘をかぶりやすいように床山が結った髪形。 2 銀杏返(いちょうがえ)しをきわめて低く結った髪形。楽屋銀杏。
かずら‐はちまき【鬘鉢巻】
⇒鬘帯(かずらおび)
かずら‐ばし【かずら橋】
徳島県西部、三好(みよし)市西祖谷山(にしいややま)村善徳(ぜんとく)にある吊り橋。シラクチカズラを主材料にしてつくられた橋で、吉野川支流の祖谷川上流に架かり、長さ45メートル、幅2メートル、谷...
かずら‐ひき【葛曳き】
⇒盆綱(ぼんつな)引き
かずら‐ひげ【鬘髭】
ほおからあごにかけて鬘をつけたように黒々と生えているひげ。「—とかいふ頰(つら)つき、心づきなくて」〈源・椎本〉
かずら‐もの【鬘物】
能の分類の一。女性をシテとする曲で、特に狂女物などを除いた優美・幽玄なもの。正式な番組の三番目に置かれる。「井筒」「杜若(かきつばた)」「熊野(ゆや)」など。三番目物。女物。かつらもの。