かせん‐え【歌仙絵】
三十六歌仙などの肖像を描き、これにその代表的な和歌を書き添えたもの。鎌倉時代、似絵(にせえ)の一ジャンルとして最も盛行し、佐竹本三十六歌仙絵巻などが代表作。
かせん‐こうがく【河川工学】
河川の性状、およびその保全・活用の技術や方法を研究対象とする学問。
かせん‐しき【河川敷】
河道と堤防をあわせた区域。河川法によって定められ、河川の一部とみなされ、増水時に達する川幅の最大限をとっている。かせんじき。
かせん‐しつめいしょう【河川失明症】
⇒オンコセルカ症
かせん‐すいうんぎょう【河川水運業】
主として河川において、船舶によって旅客や貨物の運送を行う事業。内陸水運業の一つ。
かせん‐そう【歌仙草】
キク科の多年草。日当たりのよい湿地に生える。高さ40〜70センチ。葉は先のとがった長楕円形で、縁に細かいぎざぎざがある。夏、黄色の頭状花をつける。
かせん‐でんりゅうけい【架線電流計】
電流計の一種。電流による磁界を測ることで間接的に電流を計測する。電気回路に直接触れる必要がないため、大電流の測定を安全に行うことができる。クランプメーター。
かせん‐ほう【河川法】
洪水・高潮などの災害の発生を防止し、河川の適正な利用、流水の正常な機能を維持するため、河川の管理・工事・使用制限・費用負担などを定めた法律。昭和40年(1965)4月1日から施行。
かせん‐もうもくしょう【河川盲目症】
⇒オンコセルカ症
かせんろく【河羨録】
江戸中期の釣りの解説書。3巻。津軽采女正(つがるうねめのしょう)著。享保8年(1723)成立。江戸前の釣りについて述べたもの。何羨録(かせんろく)。