かぜ‐さだめ【風定め】
漁師などが、きまった日の風向きによって、その年の天候を占うこと。陰暦6月20日、10月10日または20日など。
風(かぜ)冴(さ)・ゆ
風が、冷たく身に染み通るように吹く。《季 冬》「さざ浪や志賀の唐崎—・えて比良(ひら)の高嶺にあられ降るなり」〈新古今・冬〉
かぜ‐しょうこうぐん【風邪症候群/風症候群】
⇒かぜ(風)4
かぜしり‐ぐさ【風知り草】
カゼクサの別名。
かぜ‐たいふう【風台風】
雨量が少なく、強風による影響のほうが大きい台風。→雨台風
かぜたちぬ【風立ちぬ】
堀辰雄(ほりたつお)の小説。昭和11〜13年(1936〜1938)発表。死の近づいている婚約者との生活を通して、主人公の中に、時間を超越した生の意味と幸福感が確立してゆく過程を描く。
かぜ‐だ・つ【風立つ】
[動タ五(四)]風が吹く。「或る—・った寒い晩に」〈里見弴・多情仏心〉
かぜ‐だのみ【風頼み】
選挙において、積極的な活動を行わず、その時の風潮によって動く浮動票をあてにすること。「—の政党」
か‐ぜつ【佳絶】
[名・形動]この上なくよいこと。すばらしいこと。また、そのさま。絶佳。「風光—」
かぜ‐つなみ【風津波】
⇒高潮(たかしお)