かた‐やすめ【肩休め】
[名](スル) 1 物をかつぐときに肩と荷物の間にはさむ布団のようなもの。肩当て。 2 担いでいた荷物や駕籠(かご)を下ろして、肩を休めること。「重い両掛を、竹杖壱本で軽々と—する」〈鳩翁道話・二〉
かた‐やぶり【型破り】
[名・形動]一般的、常識的な型や方法にはまらないこと。また、そのようなやり方であるさま。「—な新人」「—の祝辞」
かた‐やま【片山】
山の片側。また、一方が傾斜面になっている山。一説に、一つだけ孤立した山、また人里離れた山とも。「この—に二つ立つ櫟(いちひ)がもとに」〈万・三八八五〉
かたやま【片山】
姓氏の一。 [補説]「片山」姓の人物片山国嘉(かたやまくにか)片山兼山(かたやまけんざん)片山潜(かたやません)片山哲(かたやまてつ)片山東熊(かたやまとうくま)片山久安(かたやまひさやす)片山...
かた‐やま【肩山】
衣服の、前身頃(みごろ)と後身頃の肩での境目。
かたやま‐かげ【片山陰】
山の片側で陰になった所。また、へんぴな山陰。「うちなびき春さりくればひさぎ生ふる—に鶯ぞ鳴く」〈金槐集〉
かたやま‐がい【片山貝】
イツマデガイ科の巻き貝。水田などにみられ、貝殻は細長い円錐形で、殻高7ミリくらい。殻表は、黄褐色で光沢がある。本州・九州の一部に分布、広島県片山地方で発見された。日本住血吸虫の第1中間宿主となる...
かたやま‐ぎし【片山岸】
山沿いのがけ。「児(こ)らが名にかけの宜(よろ)しき朝妻の—に霞たなびく」〈万・一八一八〉
かた‐やまざと【片山里】
へんぴで寂しい山里。
かたやまづ‐おんせん【片山津温泉】
石川県加賀市にある温泉。泉質は塩化物泉。