かねのなるおか【鐘の鳴る丘】
日本のラジオドラマ。昭和22年(1947)から昭和25年(1950)にかけてNHKラジオで放送。脚本は菊田一夫。戦争孤児の保護施設を作るために奔走する復員兵の青年と、子供たちとの触れ合いを描く。...
金(かね)の生(な)る木(き)
1 次々に金銭を生み出す財源。 2 フチベニベンケイのこと。葉が円形で硬貨に似ることからともいう。
かねのね【鐘の音】
狂言。主人に金(かね)の値(ね)を聞きに鎌倉へ遣わされた太郎冠者が、鐘の音と早合点し、寺々を回って聞いた鐘の音を報告してしかられる。
金(かね)の番人(ばんにん)
金をためるばかりで、利用することを知らない人。守銭奴。
かね‐の‐みたけ【金の御岳】
金峰山(きんぷせん)の異称。
金(かね)の世(よ)の中(なか)
金銭の力でどうにでもなる世の中。
金(かね)の草鞋(わらじ)で尋(たず)・ねる
《いくら歩いても擦り切れない鉄製のわらじを履いて探す意から》辛抱強く探し回って歩く。得難い物事のたとえにいう。金の草鞋で探す。「—・ねても二人とない好人物」 [補説]「きんのわらじ」と読むのは誤り。
かね‐はき【鉄漿吐き】
お歯黒で歯を染めるとき、口の中にたまった汁を吐き出すための容器。
かね‐はじめ【鉄漿始め】
平安時代以降、初めてお歯黒をつけるときの儀式。女は9歳、男は元服ののちに行われ、江戸時代では、女子だけが13歳または17、8歳ごろに行った。
金(かね)は天下(てんか)の回(まわ)りもの
金銭は一つ所にとどまっているものではなく、今持っている者もいつか失ったり、今ない者もいつか手に入れたりする。金は天下の回り持ち。